ワクチンでは接種後に副反応がごく稀に認めることがございますので、可能であれば午前中( 日?祝日除く) の受診をお願いします。
移行抗体(免疫力)の多い母親の母乳を飲んだ子犬?子猫は生後8~16週間程度、病原体に対しての抵抗力を授かります。
移行抗体は徐々に少なくなり、最終的には無くなってしまうため、混合ワクチンによって、抗体を増やす必要があります。ただし、母親からの移行抗体がある間はワクチンの効力が打ち消されてしまうことから、子犬?子猫では複数回のワクチン接種が必要となります。
その後は抗体量を維持する目的で年に1回の追加接種をお勧めしています。
犬6種混合ワクチン |
5,000円~ |
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猫3種混合ワクチン |
3,000円~ |
フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。フィラリア虫体は犬の心臓や肺動脈に寄生して、咳が出たり、息切れや、疲れやすいなどの症状が出たらご相談ください。重度の寄生の場合死亡する場合があります。
フィラリアは予防すれば100%防げる病気ですが、 予防を怠ると「知らない間に感染していた」ということがあります。フィラリアは蚊の発生する時期に合わせて、注射や飲み薬等の予防が必要です。
フィラリア予防薬(~5.6Kg) |
500円~ |
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ノミやマダニが寄生すると、動物は痒みなどの皮膚症状が出ます。北海道はマダニの寄生が多い地域ですので『突然イボが出来た』で受診される方も少なくありません。ノミやマダニにより、貧血や怖い病原体(条虫、バベシア、ライム病、SFTSなど)に感染するリスクも高まります。これらの病原体はヒトに感染する危険もありますから注意が必要です。
『SFTS:重症熱性血小板減少症候群』ダニからヒトへ感染する病気で最近特に注意が必要な病気です。ダニを介してヒトに感染するウィルス感染症でヒトの死亡報告もあり、医療機関からも注意喚起をされています。動物についたダニが室内で落ちてヒトを刺す可能性もありますので、春から秋頃まではダニ予防を特にお勧めします。
フィラリア予防薬(~5.6Kg) |
500円~ |
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当院では将来的な病気の予防を目的として、避妊?去勢手術をお勧めしております。
生後6ヶ月頃から手術が可能で、特に避妊手術に関しては初回の発情(生理)までに手術を受けると下記のメリットがあります。
去勢手術についても生後1年までに手術を受けることでのメリットがあります。 将来的な病気予防の一つとしてご検討願います。
犬(去勢) |
22,000円~ |
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犬(避妊) |
30,000円~ |
猫(去勢) |
17,000円~ |
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猫(避妊) |
25,000円~ |
乳腺腫瘍については初回発情(生理)前に『避妊手術』を行うことで、ほぼ100%予防可能です。また子宮蓄膿症・卵巣腫瘍などのホルモン異常に関連する病気の予防にも効果的です。
ワンちゃんでは「発情出血」が無くなり、ネコちゃんでは発情による鳴き声が無くなるため、ご自宅での管理も楽になります。 もちろん予期せぬ、妊娠を防ぐ効果もあります。
また、若齢で行うことで全身麻酔処置のリスクも低下します。
精巣腫瘍・前立腺疾患・会陰ヘルニア・肛門周囲腺腫などのホルモン異常に関連する病気の予防が出来ます。性行動に伴う喧嘩の抑止効果もあるため、怪我も減ります。若齢で行うことで性格が温和になることが多いです。
妊娠をさせることも無くなります。
ワンちゃん、ネコちゃん伴に性行動に関連した排尿行動(雄イヌの片足挙げ排尿?雄ネコのマーキング)が無くなり、ご自宅での管理が楽になります。
メス同様に若齢で行うことで全身麻酔処置のリスクも低下します。
性行動で消費するカロリーが減ることや性ホルモンの変化などから太る動物がいます。『避妊手術』『去勢手術』いずれも『手術』の為、全身麻酔処置が必要になります。残念ながら全身麻酔処置は獣医療の進歩により安全性が高くなってはいるものの、未だに100%の安全性は確保できておりません。
当院では、安全性の高い麻酔薬や麻酔時の詳細なモニタリングなどでより安全性を高めるように努力しています。
診療 時間 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 |
10:00 12:00 |
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16:00 19:00 |
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