移行抗体(免疫力)の多い母親の母乳を飲んだ子犬?子猫は生後8~16週間程度、病原体に対しての抵抗力を授かります。
移行抗体は徐々に少なくなり、最終的には無くなってしまうため、混合ワクチンによって、抗体を増やす必要があります。ただし、母親からの移行抗体がある間はワクチンの効力が打ち消されてしまうことから、子犬?子猫では複数回のワクチン接種が必要となります。
その後は抗体量を維持する目的で年に1回の追加接種をお勧めしています。
『動物病院は病気になってから受診する場所?』
動物病院は病気の動物の治療を行う場所ですが、獣医療レベルの向上や検査機器の充実によって、病気の早期診断や早期治療も可能となってきています。
なごみ動物クリニックでは従来のワクチン接種や各種予防はもちろんのこと「わんにゃんドック」や「定期的な健康チェック」などを含めた『予防医療』にも力を入れて取り組んでおります。
『当院で初めてワクチン接種をご希望される方へ』
→ワクチンでは接種後に副反応がごく稀に認めることがございますので、可能であれば午前中( 日?祝日除く) の受診をお願いします。
移行抗体(免疫力)の多い母親の母乳を飲んだ子犬?子猫は生後8~16週間程度、病原体に対しての抵抗力を授かります。
移行抗体は徐々に少なくなり、最終的には無くなってしまうため、混合ワクチンによって、抗体を増やす必要があります。ただし、母親からの移行抗体がある間はワクチンの効力が打ち消されてしまうことから、子犬?子猫では複数回のワクチン接種が必要となります。
その後は抗体量を維持する目的で年に1回の追加接種をお勧めしています。
フィラリア症は蚊に刺されることで感染する寄生虫疾患です。
フィラリア虫体は犬の心臓や肺動脈に寄生して、咳が出たり、息切れや、疲れやすいなどの症状が出たらご相談ください。重度の寄生の場合死亡する場合があります。
フィラリアは予防すれば100%防げる病気ですが、 予防を怠ると「知らない間に感染していた」ということがあります。
フィラリアは蚊の発生する時期に合わせて、注射や飲み薬等の予防が必要です。
フィラリア予防薬(~5.6Kg) 500円~
ノミやマダニが寄生すると、動物は痒みなどの皮膚症状が出ます。北海道はマダニの寄生が多い地域ですので『突然イボが出来た』で受診される方も少なくありません。
ノミやマダニにより、貧血や怖い病原体(条虫、バベシア、ライム病、SFTSなど)に感染するリスクも高まります。これらの病原体はヒトに感染する危険もありますから注意が必要です。
『SFTS:重症熱性血小板減少症候群』
ダニからヒトへ感染する病気で最近特に注意が必要な病気です。ダニを介してヒトに感染するウィルス感染症でヒトの死亡報告もあり、医療機関からも注意喚起をされています。動物についたダニが室内で落ちてヒトを刺す可能性もありますので、春から秋頃まではダニ予防を特にお勧めします。
スポットオンタイプ(~10Kg)1P 1400円~
当院では将来的な病気の予防を目的として、避妊?去勢手術をお勧めしております。
生後6ヶ月頃から手術が可能で、特に避妊手術に関しては初回の発情(生理)までに手術を受けると下記のメリットがあります。去勢手術についても生後1年までに手術を受けることでのメリットがあります。
将来的な病気予防の一つとしてご検討願います。
※診療時間内に手術や麻酔についてのご相談をお受けしておりますので、詳しくは当院までご連絡下さい。
※別途血液検査に消費税等が掛かります。